今日は、生薬づくりの工程を実際に体験させていただく貴重な一日でした。普段、当たり前のように扱っている薬草や漢方の原料ですが、その一つひとつがどれほどの手間と時間、そして想いを込めて作られているのかを、改めて肌で感じる時間となりました。
畑で育つ薬草は、ただ「育てる」だけではありません。土づくりから始まり、気候を読み、収穫のタイミングを見極め、丁寧に乾燥させ、選別し、刻み、調合する。そのすべてが繊細で、まさに職人技でした。
そして漢方は年月がかかることも学びました。
特に印象的だったのは、湯もみ工程。この作業があるかないかで生薬の品質が違うというお話に、改めて“手間をかけること”の大切さを実感しました。
今は伝統的な方法をしているところが少なくなってきているそうです。
私が滋賀や大阪で展開しているよもぎ蒸しサロン「よもぐるみ」では、常に“結果の出るよもぎ蒸し”を追求しています。巡りを整え、冷えを改善し、更年期や妊活世代の女性を支える。そのために使う生薬が、どのような環境で育ち、どんな工程を経て私たちのもとへ届くのかを知ることは、とても大きな意味があります。
薬草は「自然の恵み」でありながら、同時に「人の手の結晶」でもあります。300年続く漢方の知恵や、日本の農家さんの努力があってこそ、安心して蒸すことができる。今回の体験で、その背景にあるストーリーをより深く理解することができました。
よもぎ蒸しは、ただ汗をかくだけの美容法ではありません。水・気・血の巡りを整え、内側から温め、デトックスを促し、女性の本来の力を引き出すもの。その土台となる生薬の質が、体感の差を生みます。だからこそ、私は素材に妥協したくないのです。
滋賀の彦根や長浜、大阪の心斎橋、豊中・桃山台といった地域で通ってくださるお客様に、心から安心して受けていただきたい。その想いが、今回の体験でさらに強くなりました。
さらには一手間と年月をかけて作ってくださっている生薬を使わせていただいてることにも感謝が溢れました。
本物の生薬に触れ、その香りを吸い込み、手作業する。その時間は、まさに原点回帰。よもぐるみが大切にしている「原点かつ頂点」という言葉がしっくりきました。
これからも、日本の薬草文化を守りながら、よもぎ蒸しを通して生薬の価値を広げていきたい。今日の学びを、サロンの一蒸し一蒸しに込めて、お客様に喜んでいただきたいです。

