よもぎ蒸しに入ってもらって、温かさに身をゆだねながら、深呼吸して、足湯マッサージをさせていただきながら、会話が始まります。
「最近、全然寝れてなくて」
「仕事行って、帰ってきたら何もしたくなくて」
「休みの日も、結局家から出ないんです」
特別な悩みじゃない。誰にでもありそうな話。
でも、体は正直で、その“何気ない一言”に全部表れています。
汗の出方、
顔色、
呼吸の深さ、
座り方のクセ。
よもぎ蒸しは、黙って座っているだけのメニューじゃありません。
その人の今の状態を体が勝手に教えてくれる時間です。
「今日は汗出にくいですね」そう声をかけると、
「最近、ずっと忙しくて」と返ってくる。
「あ、今日はたくさん汗かけましたね」
と言うと、「昨日よく寝れたんです」と少し嬉しそうに話してくれる。
よもぐるみがオーダーメイドよもぎ蒸しにこだわる理由は、ここにあります。
マニュアル通りに蒸すだけなら、どのサロンでもできる。
よもぐるみでは、毎回しっかりとお客様の体調などを伺い、お客様一人一人に合わせて生薬をブレンドしています。
生活リズム、仕事のこと、最近しんどかったこと。
「こんなこと話していいんかな」って内容ほど、大事だったりします。
ここは癒しの場所ではありません。愚痴を言ってスッキリする場所でもない。体と心のズレに気づく場所。
よもぎ蒸しが終わったあと、「なんか、スッキリしました」と言われることがあります。それは、汗をかいたからだけじゃない。自分の状態をちゃんと見たから。
彦根でも、八日市でも、心斎橋でも、今日もまたよもぎ蒸しの椅子の上で小さな気づきが生まれています。その積み重ねが、体を変えていく。派手な変化じゃなくていい。でも、確実に前に進む変化を。
それを、現場で毎日見ているからこそ、私たちは今日もよもぎ蒸しを続けています。

